どうしてもマザコンって聞くとこの人を思い出してしまう。
冬彦さん。
ドラマ「ずっとあなたが好きだった」で佐野史郎さんが演じた強烈なマザコン男。
本当は賀来千香子さんと布施博さんのラブストーリーだったのに、放送が進むにつれて佐野さん演じる「冬彦さん」の強烈なキャラクターが注目されて、まるで主人公のようになっていました。
主題歌はこちら。
このマザコンはかなり極端な例だけどね。
マザー‐コンプレックス
《〈和〉mother+complex》自分の行為を自分で決定できず、母親に固着し、いつまでも支配されている心的傾向。母親に最高の価値をおき、愛の対象にも母親に似た女性を選ぶとされる。転じて、乳離れのできていない男性のことをもいう。マザコン。
昔は「マザコン男」っていうのは結婚相手としては敬遠されていました。
でも今は「ママっ子男子」という風に名を変えて、女性受けもいいらしい。
ママっ子男子
母親と仲が良く、一緒に食事や買い物に行く20歳前後の男性のことをそう呼びます。
母親の方は「バブル世代」の40代後半から50代前半が多いそうです。
マザコンとの違い
ギブアンドテイクが成り立っている
一緒に買い物に行って母親に洋服を選んでもらったとしても、基本お金を払うのは息子本人。母親が払ったとしても、それが当たり前ではない。
母親は息子と出かけることで刺激になり、若々しくいられる。
息子とメールやラインをすることによって、使い方を覚えたりも出来る。
「母親にだけ」ではなく「みんなに」優しい
彼女がいても母親が1番というわけではない。
母親にも優しい。彼女にも優しい。みんなに優しい。
気軽に恋愛の相談が出来る
「母親」と言うよりは「1人の女性」として恋愛の相談をして、アドバイスをもらう。
女性目線での意見がもらえるのが息子としては助かる。
母親は人生の先輩、恋愛の先輩としてアドバイスをする。
「マザコン」と「ママっ子男子」の1番の違いは依存関係がないというところではないでしょうか。
「マザコン」って母親が息子のことは何でも知っていたいし、息子も母親の意見が1番ってイメージだけど。
「ママっ子男子」は友達のような関係な気がします。
息子から母親へはSNSやラインなどの使い方、一緒に行動することでの刺激。
母親から息子へは人生経験のアドバイス。
お互いが知識を分け与えながらいい関係を築いている印象です。
最後に
我が家には娘しかいないので「ママっ子男子」な息子は羨ましく思えてしまいます。
これだけ見ると「ママっ子男子」がとても優しくて好印象だけど、少し行き過ぎると「ライトマザコン」って呼ぶらしいです。
食事や買い物はいいけど2人で旅行とか聞いたらビックリしちゃうな。
何事も行き過ぎはよくないですねw