この間、上の娘が発熱で幼稚園を休みました。
その後熱は下がって登園。
咳は出るけど元気いっぱいです。
すると今度は下の娘が発熱。
「あーやっぱりうつるよねー」
なんて思っていたら、ちょっと違いました。
記録の意味と今後かかってしまった方の参考になればと思い経過を残します。
水曜日
鼻水はここ何ヶ月も出ていて、数日前から咳が出ていたけど元気はいっぱい。
夜、体が熱いなって思って測ったら３９℃。
少し呼吸も荒くてかわいそうになる・・・。
木曜日
朝３８．２℃。
小児科に行って胸の音を聞いてから吸入をする。
その後また聞いてもらったら少しは良くなったものの、まだいい状態ではないので明日また来てくださいと。
ゼイゼイしているので喘息気味かもと言われる。
夜３９．３℃。
金曜日
朝は３７℃。
小児科で胸の音を聞いて、レントゲンを撮る。
再度胸の音を聞いて検査したら「ヒトメタニューモウィルス」と診断。
５日くらいは熱が出るかもと。
気管支肺炎と言われる。
昼間は元気だったけど、１６時半くらいに昼寝中の娘の呼吸が荒くなる。
熱を測ったら４０．５℃。
解熱剤を飲んで１０分後に咳き込み過ぎて吐いてしまう。
薬のおかげで３８℃台になったけど、２１時半には再び３９．５℃。
土曜日
朝熱は下がって元気もある。
今日は上がらないかなと思っていたら、
１７時頃また３８．２℃あって、その後３９．４℃まで上がる。
日曜日
朝は熱がない。
ケンケンと咳は出るし鼻水も出る。
今日は上がらないかなと思っていたら、１８時頃やっぱり３９．５℃。
目もうつろで息も荒い。
解熱剤を飲ませたら下がって、元気も出てくる。
月曜日
朝は熱がない。
小児科へ行ったら胸の音も良くなってるし、熱も昨日で５日続いたのでそろそろ落ち着くはずだと。
もし今日熱が出たらまた明日受診で、出なければ木曜に受診。
上の子があまり熱を出したことがなかったので、
「ヒトメタニューモウィルス」なんて聞いたことがありませんでした。
どんなウィルスなんでしょうか・・・。
ヒトメタニューモウィルス感染症とは
２００１年に発見された比較的新しいウィルスで、気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症をひきおこすウイルスの一種です。
症状がRSウィルスとよく似ています。
小児の呼吸器感染症の５～１０％、大人の呼吸器感染症の２～４％はヒトメタニューモウィルスによるものとされています。
１～２歳くらいの乳児・幼児に感染することが多く、１０歳までにはほとんどの人が感染します。
１度感染してもまた感染します。大人にも感染します。
感染経路
咳やくしゃみによる飛沫感染や手などからの接触感染です。
潜伏期間は４～６日。ウィルスの排出期間は７日～１４日間なので人に感染させないように注意が必要です。
３月～６月が流行のピークです。
主な症状
- 咳（１週間程度）
- 鼻水
- 発熱（５日程度）
重症化すると
- ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸
- 呼吸困難
などを引き起こします。
中耳炎の合併症に注意が必要です。
診断
鼻汁を綿棒で鼻咽頭からこすって検査します。
５～１５分くらいで判定できます。
最初インフルエンザの検査かと思ってしまいました。
治療
ヒトメタニューモウィルスには特効薬はありません。
高熱が出た場合は解熱剤を使います。
娘の場合、気管支喘息治療薬、鎮咳・去痰剤、解熱剤が処方されました。
水分をしっかりととってゆっくり過ごすことが大事です。
今の娘は・・・
昨日で熱が出始めて５日目でした。
今のところ今日は熱が出ていません。
鼻水と咳は出ていますが、グッタリした様子もなく上の娘と遊んでいます。
もう少し酷かったら入院になっていたのかな。
寝ているときに咳き込み過ぎて吐きそうになるので、まだまだ注意したいと思います。
