子どもがマンションの部屋から転落して死亡するニュースって度々見かけます。
その度にほんと悲しい気持ちになります。
先日の転落事故のニュース。
ベランダの手すりの高さが130cmあったそうです。
3歳って年少さんなのか3歳になりたてなのかはわかりませんが、どちらにしてもそのままでは乗り越えられない高さの手すりです。
でもそのくらいの子どもって高いところに登るのが大好き。
これは大丈夫だろうって思っていても危ない。
予想外の行動に出ます。
当たり前のことですが、どうしたら防げるのかを考えてみました。
ベランダに危ない物は置かない
室外機や、低いところにある物干しを使って登ったりすることもあります。
ベランダに置かれたプランター。
ごみ箱。
広いベランダの家はテーブルやイスが置いてあることもあるので注意が必要です。
ベランダは危ないと言い聞かせる
言っていることが理解できる年齢なら、ベランダの危険性をしっかり伝えておくのも大切な事です。
もちろん言っただけでは理解してしてもらえないかもしれません。
でも何が危ないのかを伝えることが予防の一つにはなると思います。
子どもだけおいて外出しない
こういう事故の多くが
「子どもが寝ている間に少し外出した」
「上の子に忘れ物を届けるのに数十分だけ外出した。」
「上の子がいるから大丈夫だと思って下の子を任せて買い物に出た」
など、親が少し外出している間に起きています。
「子どもが寝ている間に少し外出した」
「上の子に忘れ物を届けるのに数十分だけ外出した。」
→「すぐ戻るからいい子に待っていて。」と伝えて、例え「うん」と言ったとしてもすぐに不安になって探します。寝ている間に居なくなったなら尚更。
知り合いに聞いた話
上の子の園バスがマンションの前に来るので、下の子を部屋に残したままお迎えに行ったママがいたそうです。
下の子はママを探そうとベランダに出て、台に乗ってママを見つけて嬉しそうに手を振りました。
ママはそれに気が付いて必死に台を降りるように叫んだそうです。
でもその子はママが喜んでくれていると思って、身を乗り出して手を振り続けました。
その結果ベランダから落ちる瞬間を母親が目撃してしまいました。
「上の子がいるから大丈夫だと思って下の子を任せて買い物に出た」
→上の子がもうだいぶ大きければ違うのかもしれませんが、年がそんなに離れていなければ任せてはいけないと思います。
上の子だって子ども。自分のことに集中していれば他に気が回りません。
ほんの少しの時間出ていただけなのに・・・なんて後で後悔しても戻れません。
子どもだけ残して外出するのは止めましょう。
子どもから目を離さない
常に見張ってないといけないとなると中々出来ませんが、なるべく目の届くところで遊ばせるようにしましょう。
一緒にお友達の家に遊びに行って、気持ちが大きくなってベランダに出たり窓の近くの台に乗ったりしないようにだけでも注意が必要です。
しっかり施錠する
成長するにつれ、ベランダのカギを自分で開けたり閉めたりできるようになってきます。
その場合、元々のカギ以外の補助のカギを付ける必要があります。
スーパーマドガチット
簡単に取り付けが出来るのにしっかり固定してくれます。
上下につけると更に安心です。
樹脂製なので、万一上につけたものが落ちてきても金属ほどのダメージがありません。
ウインドロック サッシ用補助錠
窓枠に差し込んで、締め付けるするまで鍵を回し固定することによって窓をロックします。
換気などのために窓を少し開けた状態でも施錠できます。
取付けた後、黒い鍵を外してしまえば簡単に開けることが出来ないので安心です。
サッシストッパー
子どもが庭やベランダに出られないようにしながら、風通し用の隙間をつくることができます。
吸盤をガラスに押しつけるだけで簡単にサッシを固定できます。
対象年齢が0歳から2歳6ヶ月ぐらいなので上の2つほどきっちりはしてないです。
フェンスガード
突っ張りタイプのものです。 少し重めですが、きっちり締めらるので窓枠からフェンスが落下する心配はあまり要らないようです。