今北海道でおきた置き去りのニュースが色々と問題になっています。
経緯
28日午後4時ごろ、両親と姉の4人で七飯町の駒ケ岳に近い林にタケノコ採りに入り約1時間後に家族とはぐれたと。
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本当は「しつけのため」として山中で車から降ろし、5~10分してから戻ったところいなくなっていたと。
28日に両親と姉の4人で近くの公園に遊びに行ったそうです。
小石を人や車に投げつけるなどしたため両親が「悪いことをするとこうなる」という意味で、車から降ろしたらしい。
1度は泣いて追いかけてきたので車に乗せたが、まだいう事を聞かなかったので現場の山道で降ろしたと。
500メートルほど離れて5~10分してから戻ったところ、いなくなっていたそうです。
何処にでもいる家族
ネットでは
「まだ何か隠している」
「姉にも山菜採りって言わせていた」
と怪しまれてしまっていますが、この家族「仲良し家族」として評判だったみたいです。
- 明るく活発な性格でクラスメートから慕われ、近所で父親や姉と遊ぶ姿が見られるなど家族の仲の良さも評判だった。
- 学校では、父親と北海道日本ハムファイターズの試合を観戦した話を日記に書いてうれしそうに発表したこともあり、「大変仲の良い家族だと思った」という。
- 田野岡君は両親、姉と4人暮らし。父親とキャッチボールをしたり、姉と遊んだりする姿もよく見られていた。家族をよく知る女性(38)は「元気でちょっといたずら好きだけど、両親にすごくかわいがられていた」と振り返る。
普段から虐待のようなことはなく、何処にでもいる普通の家族だったという事でしょうか。
「置き去り」のしつけ
これについてはネットや芸能人がいろんな意見を述べています。
私たちが小さい頃、物置に閉じ込められたとか玄関の外に出されたとかって話はそんなに珍しくなかったと思います。
でも今の時代、それをしたら「やり過ぎ」になってしまうんですよね。
父親が最初
「山菜採りに出かけて」
と世間体を気にして発言したのも、車の中で淡々とインタビューを受けていたのも怪しいとされています。
でも正直解らなくもないです。
私が同じ立場になってしまったら後悔して泣きじゃくってしまいそうですが、呆然として淡々と話してしまうのも解らなくもないです。
しつけと虐待
確かに小石を人や車に向かって投げるのは大変危険です。
「置き去り」はしつけっていう意見と「置き去り」は虐待という意見があります。
以前「怒る」と「叱る」について書きました。
この違いと似たようなところがある気がします。
もし父親がいつもの「叱る」の延長で衝動的に置き去りにしてしまったのなら、今ものすごい後悔していると思います。
まさかこんなことになるなんて思ってなかったんでしょう。
私も駄々をこねて中々来ない子供に
「もう行っちゃうからね!」
と言って行くふりをしたことがありました。
その時はほんの15秒くらい先に歩いて振り返ったら、おもちゃを見ていたはずの娘がいなくなっていました。
平日のショッピングモール。
すぐに辺りを探しましたが見つけられず。
館内放送をしてもらってやっと見つかりました。
無事に見つかったから良かったものの、少しでも目を離したことをかなり後悔しました。
いう事を聞かなくて「置いてい行くよ」となった時、必ずこちらから子供の場所が見える位置にいるのは絶対ですね。
男の子の行方がわからなくなったのは山林。
木に加えて背の高い植物も多く生い茂っているそうです。
北海道のこの時期はまだ寒いみたいだし、熊がでる場所でもあると・・・。
そんなところに1人でいるのかと思うと悲しくなります。
黒い上着に紺色のジャージのズボン、赤い運動靴を履いていて食べ物や携帯電話は持っていないということです。
今日の捜索は雨のために途中で中止になってしまったそうです。
父親のしてしまったことは良い事ではもちろんないと思います。
でもそれはいま本人が1番後悔しているはず・・・そう思いたいです。
今はただ男の子が無事に戻ってきてくれるのを願うばかりです。