先日、また胸が苦しくなるような事故がありました。
よく細い道で飛ばしている車がいます。
いつもヒヤヒヤしながら歩きます。
あと1分、1秒ずれていたら・・・。
この日学校をお休みしていたら・・・。
自分が被害者の家族だったら色々後悔してしまいそうです。
通学路
今回のように小学生の列に車が突っ込んだという事故をよく耳にします。
その時に必ず出るのが「集団登校にしなければいいのに」という声。
個々で登校したらしたで、連れ去り事件などが起きた時は「集団登校にすればいいのに」って意見が出てきます。
なので集団登校が良くないわけではないですよね。
地域によっては通学の時間帯だけ通行止めにしているところもあります。
今回の事故があったような細い一方通行の道は、路線バス以外通学時間は通行止めにしてもらいたいです。
高齢者の運転
突っ込んだ軽トラックの運転手の年齢を聞いてびっくり。
87歳。
何でこんな年齢で運転してるの?!
って思ってしまったけれど、それはここが横浜だから。
地方で交通の便が悪い場所だと、それくらいの年齢で運転している人は少なくないらしい・・・。
高齢運転者数が年々増加していて、全事故に占める高齢ドライバーによる事故の割合が平成16年から平成25年までの10年間で約2倍に増加しているそうです。
何歳まで運転できるんだろうって考えた時に、自分の父親のことを考えてみました。
父はもうすぐ70歳です。
今も働いていて、もう50年運転してきています。
私からすれば運転しているのが当たり前ですし、そろそろ運転をやめた方がいいんじゃないかという風には見えません。
でも高齢者講習を受ける年齢です。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3527/1.html
これは事故を回避する自信があるかという年齢別データ。
75歳以上は53%の人が自分の運転テクニックで危険を回避できると回答しています。
長年の経験から交通規則よりも自分の経験則を重視してしまっているようです。
こういうのが1番怖いです。
運転経歴証明書
運転免許証の取り消しを自ら申請した人(運転免許証の自主返納)が申請できるもので、公安委員会が交付しているので公的な身分証明書として金融機関などでも使用することができます。
有効期限はありません。
都道府県、企業・団体によって違いはありますが、運転経歴証明書を提示することで各種サービスが受けられます。
サービス例
- 百貨店で5%Offのお買い物優待券発行
- 中華料理店で乾杯の生ビールをサービス
- 温泉施設の入場料の割引
- バス乗車運賃半額
- タクシーの利用料金割引
- 宿泊施設の料金割引
- 電動車いす購入時、付属品15000円分プレゼント
- テーマパークの入園料無料
など、沢山あります。
運転をやめる勇気
長年運転してきた人からすれば車での移動が1番楽だし、まだまだ自分は大丈夫だと思いがちです。
私もいつか父に「運転するのやめて」という日が来るかもしれません。
今回の横浜でおきた事故の運転手は認知症の疑いもあると。
認知症の人が運転をして事故を起こし加害者になった場合、責任は家族にも降りかかります。
認知症の人がもし免許を返納していても、鍵を見つけて勝手に運転して出て行ってしまう場合だってあります。
家族の見守りが必要です。
自分や自分の家族が被害者や加害者にならないためにも、高齢者の運転への対策・家族の見守り・地域の通学路への対策が必要だと思います。